THE BACKROOMの井上です。

花粉症に苦しめられる日々、自覚したのはおそらくここ五年ぐらい。

ふんっ、花粉ごときで大げさな・・・

なんて思っていたことを懺悔したい、そう思うほどに花粉症は恐ろしいです。

それこそ花粉症ごときで病院なんて・・・と思っているのですが、先日耐えきれずに薬局で市販の点鼻薬を購入。

それだけでも世界が変わるほど良くなっておりますので、今年のどこかで遂に病院デビューを果たすのではと密かに心が折れかけています。

春の陽気は歓迎なのですが・・・

というわけで？

春にふさわしい一着をご紹介するのですが、洒落たスーツの代表格とも呼べるベージュのスーツ。

コットンやリネンといった素材がポピュラーですが、ウールのベージュスーツは非常に上品かつ洗練された印象でして、特にこのDRAGOのBLUE FEELシリーズを使用すると一段と上品に見えてきます。

SUPER130'sで245g、軽やかなイタリアの空気を纏うにはもってこいな生地なんです。

ナポリらしい一着を。というリクエストでしたので、ステッチはダブルステッチに。

黄色みの少ないグレイッシュなベージュなので、ダブルステッチであっても土臭さは程よい塩梅でクリーンな印象をキープしてます。

肩パッドも限りなく薄いものを入れているため、ナポリらしいソフトな肩周りになっております。

パンツは腰帯の太い2つボタンタイプにしておりサイドアジャスター仕様。

フロント部分もジップやボタンフライでなくパンチェリーナ仕様にしており、より本格的なディテールを取り入れております。

仕立ての良いナポリ製を着ると、後戻りができないほど病みつきになってしまうのですが、これだけディテールの詰まったスーツもイタリア好きであれば一度は袖を通すべきアイテムの一つかなと。

何事も挑戦とアップデートの繰り返しです。

またご紹介しますが、THE BACKROOM待望の新スタッフの一着なのです。

謎に包まれた彼の実態はまたの機会に・・・