THE BACKROOMの井上です。

最近青が気になります。

紺ではなくイタリア的な青です。

そう、それはまるでカプリ島の青の洞窟のような・・・って行ったことないのですが（汗）

とにかくネイビーではなくブルーに惹かれる今日この頃、青いスーツと聞くとブランド物に身を包んだギラギラしたエリートサラリーマンが思い浮かび、なんとなくポジティブなイメージではなくなる僕がいます（笑）

本当はもっと綺麗に着られるべき色なのに！（涙）と心で咽び泣き、そのまま着ることなく気付けば三十路手前・・・

いつか自分も青を！と思っていた矢先に、青いスーツをお客様からオーダー頂きました。

そういえば昔DAL CUORE（ダルクオーレ）のトランクショーでビスポークする生地を悩んでいた時に、真っ青なDORMEUILのビンテージSPORTEXを見つけましたが、恐る恐る値段を聞くと確か80〜90万円だったような・・・

苦笑いしたのは言うまでもありません（笑）

クラシック仕立てな青にはギラギラ感は皆無。

まるでサッカーイタリア代表「Azzurri」を想起させる美しい色は、青の素晴らしさを再確認させてくれます。

バッジョ、デル・ピエロ、トッティ、ピルロ・・・かつてのイタリア代表は本当魅力的な選手ばかりでしたよね。

目付けはライトなビンテージ生地ですので仕立ても軽やか。

発色のキツい青ではないので職種によってはビジネスもいけそうです。

娘の入園式にということで、「パパカッコいい〜！」と言われるためにシルエットは細めに。

パンツもテーパードを効かせて、スマートな大人に見えるようにしております。

あくまで主役はお子様ですので、大人も一緒に張り切れば良いというものではありません。

静かなるイキり方、身につけていきましょう（笑）