THE BACKROOMの井上です。

先に申し上げておきますと、本日も引き続きアイリッシュリネンです。

オーダーメイドの商品ってお客様からの要望を聞いた上で、こちらから生地のご提案をすることが多いのですが、高確率で作りては「この人には絶対にこれを着て欲しい」という感覚になっております。

その人のキャラクターやスタイルを知っていると、より一層その気持ちは強くなるのですが、今回仕立てさせて頂いたのはまさに「これを着て欲しい」という強烈なインスピレーションがあってご提案させて頂いたモノ。

その人こそTHE BACKROOMと同じエリア、新町1丁目で「CARNE asaeda」という飲食店を経営されている "まさしさん a.k.a シーくん" 。

どんなお店かというと・・・

"オリジナルシーズリングでマリネし焼き上げた絶品赤身肉ステーキをメインに、多国籍な料理を提供する異国情緒溢れる大衆酒場"

（公式より引用）

素人の下手な説明は時に失礼とも捉われかねないので、料理に関しては下記URLから是非ご覧くださいませ。

料理が絶品なのはもちろんなのですが、オーナーであるまさしさんの作り出す陽気な空気感、コレが最高でして来る人皆んなが幸せそうにしている姿を見ては、サービス業ってこうあるべきだなぁといつも勉強させられてます。

明らかにトルソーにサイズが合ってませんが、まさしさんは恐らく身長約185cm、体重90kgはあろうかと大男でして、トルソーに着せたサイズ感が全くアテになりません（笑）

ラテンな空気感にピッタリな赤みがかったブラウンは、先述の通りSPENCE BRYSONのアイリッシュリネンです。

スーツが欲しいということでしたが、インナーはカットソーに合わせたりパンツにワイドシルエットを採用したことから少しウエストのシェイプは緩くしております。

こちらはTHE BACKROOMのワイドスラックスのオリジナルからほぼ変更なし。

裾幅24cmに向かってほんのりテーパードしておりますので、ジャケットのサイズ感を変えてあげると自然と繋がってきます。

このイメージですとパンツ単体でも主役になれますね。

腰回りはベルトレスでサイドアジャスター仕様にしております。

2タックで腰回りはゆったりめに、体格が良い人にはクラシックなディテールが良く映えます。

インナーにTEQUILA Tシャツでasaeda式ラテンスタイルの完成です。

ネクタイ締めてカチッとするだけがスーツスタイルではないので、クラシックを噛み砕いたこんなスタイルはスーツを普段着ない方にこそ是非挑戦して頂きたいです。

大阪で肉料理を食べたい気分の時は、THE BACKROOMで良い服を着てからCARNE asaedaに。

THE BACKROOMから徒歩5分ですので、是非ご一緒に行きましょう。

さて、この後僕も飲んできます・・・（笑）