THE BACKROOMの井上です。

昔から算数・数学が大の苦手です。

町内きっての秀才と自称していたwhen I was child・・・

最初につまづいたのは恐らく分数の計算、そこから連立方程式、二次関数、なんのこっちゃ分かりません。

忘れもしない高校時代にとった人生初の0点。

よもや記号問題すら全て外れ、神に見放された気分になり点を仰いだのも今となっては良い思い出。

経営者にとって数字は常に付きまとう問題ですが、連立方程式、二次関数、いつ使うねん！！と義務教育ももう少し柔軟になった方が良いのではと憂いております。

僕は数字じゃなくて気持ちで動く人間で在りたい。

何が言いたいのかというと、そんな綺麗事は他所に今年も確定申告はやってくる。ということです。

10月からはインボイス制度なるものが導入されるようでして・・・

どう足掻いても逃げられないので頑張って向き合っていきます（泣）

さて、本日は初となるオーダーコートのご紹介。

実はオーダー出来ることは公にしておらず、ご要望があった場合のみお作りさせて頂いております。

今回お客様のご要望でお作りさせて頂いたのはポロコートをベースに少しデザインをスッキリさせたもの。

何かを大きく変えたわけではありませんが、フロントに関しては腰ポケットをフレームドパッチからフラップに変更しコッテリ感を軽減してます。

生地はカシミアに定評のあるイタリアのCesare Gatti（チェザーレ ガッティ）のウールカシミアを使用。

くすんだキャメルはありそうでない絶妙なカラーリングです。

袖先はターンナップカフスのままですので、重厚な存在感は健在です。

バックベルトにインバーテッドプリーツがデフォルトですが、ここもお客様からのご要望で通常のベントにして適度に薄味な仕上がりにしております。

元々イギリスのポロ選手が競技の待ち時間に着用していたものが起源で、後にBrooks Brothersが現在のデザインのものをポロコートとしてアメリカで広め、それがアイビーリーグの学生の間で人気となって今に至るという、所謂紳士服の定番のうちの一つで男性の憧れでもあるポロコート、こってり派とあっさり派で分かれるところですが、僕は断然あっさり派。

20年後はこってり派になってるかも・・・

今年の冬は公にローンチ出来るように頑張りますのでお楽しみに！