THE BACKROOMの井上です。

就寝前、目を瞑ってからレム睡眠までが以上に早くなりました。

昔見た秒速でいびきをかく父親の姿と被っているような気がして歳をとったなぁと・・・

幼少期は父親のいびきがうるさすぎて、寝ている間に鼻にティッシュを詰めたりしていたのですが、自分がやられるとたまらないですね（汗）

さて、全く本題とは関係はないのですが・・・

イタリアの高級生地といえばゼニアやロロピアーナが真っ先に思い浮かぶかと思いますが、こちらのジャケットに使用しました「FRATELLI TALLIA DI DELFINO」もイタリア本国では大変認知度が高く、100年以上の歴史を誇りゼニアやロロピアーナと並んで世界三大ミル（毛織物工場）の一つと称されるほどだそう。

高番手でしなやかかつ高級感のある生地が多く、質実剛健なイギリス生地とはまた違った魅力がありますね。

お国柄と言いますか、やはりイタリアに"色気"で勝る国はありません。

「ジャケット」というワードを聞くと、イギリスを思い浮かべる人もいればイタリアやアメリカetc...人生を通して見て触れたカルチャーによって感じ方は様々です。

僕はというと入口はイタリアですので、何周まわってもやはりこの"色気"溢れるジャケットに戻ってくることでしょう。

フランネルのため一見重量感がありますが、こちらは"HONEY WAY FLANNEL"と題されたフランネルでして、仕上げの工程に天然の蜜蝋を用いており非常にしなやかかつ軽やかな仕上がりです。

今やサステナブルが当たり前な世の中ですので、天然素材というのも一つのキーポイント。

良くお客様とお話しするのですが、仕立ての良いジャケットは副資材も劣化の非常に少ない天然素材を使用しているため、適度にケアしていれば極論死ぬまで着続けることが出来るのです。

（体型をキープするのはなかなか大変ですが・・・）

それこそオーダーとなると一生モノとして買いたく無いですか？

値段は少し高いかもしれませんが、きっちりとモノ作りされた長く着れる"良い服"を少しずつ買い集めていくことが、廃棄の多いアパレル業界において一番サステナブルなのでは・・・

と少し脱線しましたが、大人の方には是非"良い"ジャケットを買い集めていきましょう。

できればTHE BACKROOMでお願い致します・・・（笑）