2023/01/14 00:14
THE BACKROOMの井上です。
なんだかんだしているうちにPITTIが終わってしまいました・・・
渡航している日本人も少なかったようですが、やはり現地の空気感をInstagramを通してみると自然にテンションもあがりますね。
僕はというとこの数日は岡山県でオーダー会をさせて頂いており、新しい土地で新しい人に出会う喜びを噛み締めていました。
フットワーク軽く動けるお店ですので、是非どこでも呼びつけてやってください。
さて、PITTIも終わり今頃フィレンツェからミラノに移す頃合いかと思いますが、こちらの回想はいよいよPITTI潜入です(笑)
今やPITTIの恒例となった集合写真。
海外に行きづらい今の状況も加味すると、入社1〜2年そこらでたまたまイタリア出張に同行させて頂いたという経験は本当に貴重なものでした。
今も助けられてばかりですが、本当にgujiに入社して良かったと心から感謝しています。
お馴染みのスナップ撮られ待ちのファッショニスタ達も、やはり目の当たりにするとお祭り感がありテンションが上がります。
PITTI UOMOはいわば世界最大級の展示会なので、プレゼンするサプライヤーや仕入れをするバイヤーからすると会社の命運がかかった大イベントの一つ。
それゆえにただ喋りにきて写真を撮られにきていている人は仕事をしていない。なんて揶揄されることも少なからずあるのですが、年に二回のファッションの祭典ですし、自分の好きなファッションを目一杯楽しみファッションを通して異文化交流が出来る。それだけで本当に素晴らしいことだと思います。
会場の入り口は駅の改札のようになっており、ここで事前に取得したパスをかざして入場します。
会場内には数え切れないほどのブランドがブースを出展しており、ショップの展開ブランドだけでなく、まだ見ぬ素晴らしいブランドとの出会いを求めて会場内を歩く歩く・・・
もちろんブース内ではデザイナーやサプライヤーから直接コレクションの説明があり、シーズンの傾向やショップの別注企画の商談が進んだりとただただ見て回るだけではありません。
それを延々と繰り返す毎日ですので、忙しいサプライヤーやバイヤーからすると、仕事ではなくお祭り気分で来ている人は確かに気に障るのも分かります(笑)
とまぁ朝から夕方まで動きっぱなしのPITTIが終わると、夜からはブランドのパーティーやイベントに招待されて挨拶回りというの名のお祭りに。
iphone5S時代のため写真がほとんど残っていないのですが、ショップ内がクラブのようになり洋服・音楽・お酒を楽しめる最高の空間に。
そしてパーティー後はお取引様と会食。
これがまた毎日美味しくて美味しくて・・・
フィレンツェといえばビステッカ、お肉が有名なのですがこれもまた写真がないので代わりにトリュフをば。
これでもかというほどコース料理全てにトリュフがふんだんに使われており、満腹になっても食べてしまう恐ろしいループに。
おしゃべり好きなイタリア人はコースが終わってもしばらく談笑。
平均して大体0時前後まで食事して、その後BARに行ったり行かなかったりという毎日です。
そして翌日はミーティングやブログを書くために6時起き、日に日につぶらな瞳が閉ざされていくのが分かります。
表面上は華のある世界に見えますし実際に楽しい時間なのですが、表に見える楽しさと同じぐらい大変な仕事をこなしていることを、是非皆様に知って頂きたいです(笑)
何を隠そう僕も表面上の華やかさに憧れてアパレルの世界に飛び込んだ一人ですが、大事なのは入ってから。
楽で華やかな仕事なんてそうそうありませんので、アパレルを志す若者が増えて欲しいと思うと同時に相応の覚悟と野心を持って欲しいなと思います。
全体を通して真面目っぽいブログになってしまいましたので、今日はこのへんで。
後1〜2回は回想にふけさせて頂きますのでお付き合いくださいませ!
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