THE BACKROOMの井上です。

好きな女性芸能人は？

と聞かれると毎回違う人を答えている気がします。

自分の中で好きなタイプって完全に固まっているのですが、如何せん日本的ではないと言いますか・・・

いわゆる清純清楚で正統派な女性よりラテンな空気感の女性の方が好きだったりするので、この手の話題で困ったときに出す鉄板の例えがスラムダンクの晴子さんorあやちゃんの二択なら、ノータイムであやちゃんを選ぶという答えが全てかと。

いや、わかってます。ワカッテマスガナ。

僕ごときが本来選ぶ立場ではないですし、晴子さんタイプの美人は間違いなく僕のような変人を好きにはならないし、遠くから見てるだけでいいんです・・・そんなことわかってますがな。

とはいえあやちゃん派の僕も晴子さんの健気で純粋な姿にキュンとするのは当然でして、洋服においても"正統派じゃない"ことをやりたがる僕ですが当たり前のように正統派なご提案もできます。

イタリアはビエラで100年以上続くFRATELLI TALLIA DI DELFINOから、"OLD SARTORIA"というコレクションが打ち出されていたのですが、これが抜群に良いコレクションでした。

このOLD SARTORIA、なんと世界を代表するビッグメゾンG◯◯◯Iのアーカイブシリーズでして、当時使っていた糸の番手、織り方を再現しパターンを起こしたスペシャルなコレクションでして、その名の通り熟練の職人が好むような仕立て映えするパリッとした手触りが特徴。

目付けは410gと重めですが起毛感はありません。

イタリアというよりはイギリスを思わす生地のウェイト感です。

計6種類しかない上にもう既に生地切れが相次いでいるのですが、この幅広なヘリンボーンは一目見た時からスーツにすれば必ず120％の仕上がりになることを確信しておりました。

そんな僕のプレゼンに乗って頂く形でオーダー頂いたのですが、やっぱりこの生地をお選び頂いて間違いなかったです。

本物に小細工はいらない。堂々とした出で立ちは着る人にも大きな自信を与えるかと。

後から追加で3ピース用のジレもオーダー頂いたほど満足度の高い一着でした！！