THE BACKROOM

2022/10/25 21:07


THE BACKROOMの井上です。

さて、いよいよ内装完成まで大詰め。

外枠の完成、カウンター、鏡が設置され、後は自分が家具を買い揃えていくだけ・・・

まぁこれが大変でした(汗)

アンティークショップに足を運ぶことおよそ20回・・・

お世話になったのは

ヨーロッパ、アジアの家具に強い大阪・京都の70B様
アメリカの家具・雑貨に強い東大阪・深江橋のWANT ANTIQUE様
フレンチミッドセンチュリーに強い神戸のHOMEWARD様
アンティークドアに強い京都のWELLINGTON様

大体この4つのお店をぐるぐると周り、あーでもないこーでもないを繰り返していたわけですが、時には山奥の倉庫にハイエースでドアを引き取りにいったり、購入したラックが壁に取り付けられなかったりと・・・

いやこれホンマに完成すんのかいな・・・と途方に暮れ、自分の中で決めていたオープン予定日をどんどん後ろ倒しに(汗)

良い家具が見つかっては友達に手伝ってもらって搬入し、徐々にお店らしくなっていきます。



とまぁそんなこんなでなんとか家具も揃い一安心したところで思い出したのが・・・

あ、トイレ洋式に変えなあかんやん・・・

てなわけで急遽業者さんを呼んで洋式に変更!

よっしゃ!!と思ったのも束の間、動作確認してみると水が全然流れません。

普通トイレって流すと、ジャー!!っていきますよね?

業者さん:「ちょっと動作確認だけしますね。」

井上:「あ、お願いします!」

チョロチョロチョロ〜・・・

業者さん:「あれ、もう一度流してみますね」

井上:「お願いします。(1回目やしタンクに水なかっただけかな?)」

チョロチョロチョロ〜・・・カコーン

僕:「風流やなぁ〜・・・」

アホゥ!!流れ方ししおどしやねん!!

と心の中でツッコミを入れてる間に、「これは排水管の仕様が原因ですね。」と業者さんから的確な指摘が。

というわけで管理会社に排水管を工事していいか確認をとりーの、また工事してもらいーの・・・

これでようやくトイレも使えるようになったのですが、ここでまた一つ問題点に気が付いてしまいます。

THE BACKROOMの店内に入るまでには秘密のドアを2つくぐらないと辿りつけないのですが、その二つ目の秘密のドアの鍵に注目。



一見、なんの変哲もないつっかえ棒タイプの打掛錠、お店を出た後はこれをガッチャンと閉めれば鍵が閉まりますよね?

しかしながらこの打掛錠、どう見てもお店の外側に付いており、僕が店内にいる時に誰かがいたずら心で鍵を閉めてどこかへ行ってしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?

地下のため外に声も届きません。

おまけに電気も外にスイッチがあるので消されると付けれません。

THE BACKROOMは独房と化します。

前の利用者は一体どういうつもりで外側に鍵を付けたのか?

その真意は分かりませんが、身の危険を感じた以上は交換せざるを得ません。

というわけで鍵も交換しまして・・・

あーこれで面倒事は終わったかなと一息ついていたら、次は店内のドア×5の色が気に入らんなぁ・・・

塗りたいなぁ・・・

ついでにドアノブも気に入らんなぁ・・・

と思った瞬間、辺りを見渡すとそこはホームセンター。

色はTHE BACKROOMのテーマカラーのグリーンとゴールドやな!というわけで塗料や刷毛といったDIYセットを購入!

って全然内装の紹介が出来てませんね(笑)

他にも疲労困憊の中、深夜のドアノブ取り付けに何度も失敗し、心が「ポキッと」折れる音が初めて聞こえたりと、完成まで涙なしでは語れない苦労がありましたが、皆さんそろそろ読み疲れてきたかと思うので、続きは次回へ持ち越しとさせて頂きます(笑)

つづく。

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