2022/10/24 15:51
THE BACKROOMの井上です。
前回に引き続き、THE BACKROOMの「顔」となる内装のご紹介なのですが、本日は洋服屋には必要不可欠な「鏡」をご紹介。
カウンターに引けを取らない存在感で、まさしくお店の顔となっているTHE BACKROOMのフィッティングミラー、金文字のロゴと装飾を見て分かる通りこの鏡も特注でして・・・
そんな鏡が店内に2枚、はっきり言って贅沢すぎます!
こちらはGlass Sign & Co.様に依頼させて頂いたのですが、これまたMR. BROTHERS CUT CLUB代表の西森さんにご紹介頂き繋がった良縁なのです(涙)
うちの鏡を見ただけでもその凄さが伝わるかと思いますが、Glass Sign & Co.代表のヒロさんは本物の天才だと思います。
今まで約29年間色んな人に出会ってきましたが、どんな業界にも良い意味での"変態"は存在するのですが、ヒロさんほど好きなものに打ち込んで突き詰められる人に会うのは初めてでして、アトリエにお邪魔させて頂きお会いしたときの衝撃たるや・・・
元々MR. BROTHERS CUT CLUB中崎町店で作品は見たことがあり、「あ、これは職人気質な人やわ・・・」と身構えていたのですが、そんな自分が馬鹿らしくなるほど明るくて優しい良い人でして、数少ない本当にカッコいいと思う"本物"の男の一人です。
それを言い出すと、西森さんも直哉さんもヒロさんも自分の人生観が変わるぐらいカッコいいと思った先輩方でして、そんな方々にご協力頂いているのでカッコよくなるのは必然なわけですが、お三方へのリスペクトは書き出すとキリがないのでこのあたりで・・・(笑)
さて、話は鏡に戻りまして「Glass Sign(グラスサイン)」とはなんぞや?というところから。
こちらはヒロさんのアトリエの扉なのですが、この金の装飾がグラスサインであり、日本語で言うと"金箔エッチングガラス"という呼び方が一番しっくりくるようです。
ガラスを削る→金箔を貼る→ペイントをする
という工程を経て仕上げられるそうですが、その仕事のこまかさたるや・・・
息を呑むほど美しいとはこのこと・・・
歴史を遡ると19世紀後半のイギリスで生まれ、その後ニューヨークに技術が伝えられ、様々な職人により色んなスタイルが確立されているようですが、おそらく皆様も街中でカッティングシートで作られた、金箔を使わないグラスサイン風なショップウィンドウを沢山目にしているかと思います。
うちの鏡も当然ながら鏡の内側のガラスを削ったところに24金の金箔を使用して装飾されており、その鏡の前に立つと特別感からなんだか洋服が欲しくなってくるような・・・(笑)
この鏡の四隅を小さな木枠ではめ込むデザインもヒロさん案でして、コンクリ面にも馴染むようなモダンでクラシックなデザインは、まさにTHE BACKROOMにピッタリ!!
鏡のグラスサインを近くで見てみると、「黄金の20年代」を想起させるラグジュアリー感がより伝わるかと。
そしてなんとこのTHE BACKROOMのカッコ良すぎるオフィシャルロゴ、これもヒロさんに作成頂いたものでして、リクエストしたデザインイメージを軽く超えていくセンス、感動モノです・・・
カウンター背面のアンティーク調のサインボードも実はヒロさんの作品でして、デザイン擦り合わせた後にちょちょいと作っちゃうんですよ!
天才過ぎる・・・
本当に凄い方たちにお店づくりをご協力頂いたので、最後は自分の家具選びのセンスが問われるのみ。
近畿圏内を駆けずり回った家具探しの旅は・・・
つづく。
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