2022/10/22 16:16
THE BACKROOMの井上です。
細かな苦労話を除けばおそらく4部作で完結するであろう内装紹介、前置きだけでVol.1が終わってしまいましたがようやく中のご紹介です。
THE BACKROOMの内装工事は、禁酒法時代の内装に造詣深いTHE HIDEAWAY様に依頼させて頂きました。
依頼させて頂いた経緯というのも、僕の敬愛するMR. BROTHERS CUT CLUB代表の西森さんにご相談させて頂き、THE HIDEAWAY代表の直哉さんをご紹介頂いたことがきっかけなんです。
僕自身も当然それ以前に直哉さんのことは知っていたのですが、まさか紹介して頂けるとは思っておらず、本当に西森さんはじめMR. BROTHERSの皆さんを通して良縁に恵まれ過ぎていますので、感謝してもしきれません。
工事前の打ち合わせでよ〜く話し合いながら、魅せるところはちゃんと魅せていこうとお店の”顔”となる部分を最初にある程度決めて工事スタート。
理想は高いくせに予算はない。
我ながらめんどくさい客だなぁ・・・と思いながらも相当めんどくさいリクエストや無理難題を快く聞いて頂き、本当に感謝しております(謝)
打ち合わせで決めたお金のかけどころですが、やはりSPEAK EASYなので潜り酒場を連想させるカウンター、うちはオーダーメイドのアイテムがメインなので採寸用の鏡、入り口のドア、この3点はカッコいいものにしようと事前に決めて予算を組みます。
THE HIDEAWAY様にはスケルトンからの基礎工事と、カウンターの製作をメインにお願いし、鏡は別業者(Vol.3でご紹介)、ドアを始めとしたアンティーク家具は僕自身で調達という割り振りに。
アンティーク感のあるカウンターにしたいね。という話から僕の購入してきたアメリカンアンティークのティンパネルと、THE HIDEAWAY様に手配して頂いたアメリカの古材を組み合わせたデザインに決定。
そんなTHE BACKROOMの顔となるカウンターがこちら!
古材やアンティークのパネルを使っただけあって、それこそ1920年代から使われてきたかのような風格が漂っております・・・!
特注のカウンターのため、お店の面積に対して横幅・高さ・奥行き、全て完璧なバランスで作って頂きめちゃくちゃ満足してますし、また仕事頑張ってこの上にアンティークのレジやショーケースを置きたいなと画策中。
完成するまでの工程を少しご紹介。
ティンパネルのサイズこんなもんかぁ〜?と下地を組んだ時点で、天井の梁(はり)部分に貼るティンパネルを使ってシミュレーションしたり、
パネルに合わせて使う古材をどれにしようかと悩んだり、
ある程度組み上がった時点で天板の色はどうしようかと悩んだり、
組み上がったカウンターの背面の家具はどうしようかと悩んだり、
とにかく行き当たりばったりですが、その時の閃きでどうにかこうにか形になりました(笑)
あとどうしてもやりたかったことが現代風SPEAK EASYには欠かせないなと思っていたネオンライト、この手のデザインはTHE HIDEAWAY様の真骨頂なので、どうにかネオンライトを仕込めないかと相談したところ、最高の形で実現することができました・・・
昼はクラシック、夜はエロティック、そんな男の浪漫を詰め込んだ空間がこちら。
見たらわかる、エロいやつやん!
宮川大輔氏も思わずそう叫んでしまう異空間感。
当然ながら普段は通常の照明で営業しておりますが、何度か通っていると秘密の空間にお連れできるかも・・・
そんな異空間で何をしているかは、是非その目でお確かめください(ニヤリ)
余談ですが、店内の巾木や天井の梁部分も古材を使っていて地味に気に入ってるポイント、是非お店来られた際にチェックしてみてください!
古き良きものを新しいカタチで。
THE BACKROOMは温故知新スタイルで進んでいきますっ!
つづく。
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プレミアム新町ビルB01
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